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このページはウミキノコの分割(カット)の紹介です。

ウミキノコの分割(カット)2005/6/19

私は数ヶ月前に友人のK君から衝撃的なことを聞きました。
それは「ウミキノコ」をカッターで切って分割できるという内容でした。
インターネットで色々調べてみるとこの方法は結構メジャーなのか情報は思ったよりもありました。
そんな事を全く知らなかった私はあまりの衝撃に打ちのめされました!
でもなかなか思い切ることが出来ずにいました。
しかし、私はチャレンジャー。何事もやってみる事が大切だ、と自分に言い聞かせてとうとうやってみました。

ウミキノコ分割(カット)その1

まずウミキノコを水槽から取り出す前に少しでもウミキノコの体力の低下を防ぐ為に万端の準備をしておきました。新品のカッターの刃を準備しよーく洗ってテーブルの上にビニール袋を敷いて準備を万全にしておきました。
そして水槽からウミキノコを取り出しました。

ウミキノコ分割(カット)その2

そしていざカッターをウミキノコへ!
「えいっ!!」
私はなれないことに思わずカッターを入れるときに奇声を発してしまいました・・・
幹になる部分を思い切って切りました。
それとカサの部分を試しにちょっと切ってみました。

切った時に海水が出てきてテーブルが結局水だらけになりました・・・

ウミキノコ分割(カット)その3

幹の部分の断面図です。
左側のがカサの部分です。
断面は小さい穴が沢山あり、スポンジのような感じでした。

ウミキノコ分割(カット)その4

こっちがカサの部分で小さめにもう一つ切って見ました。
ちなみにこれは一番縮んだ状態で直径約10cmくらいです。

ウミキノコ分割(カット)その5

これがちょっとカサのところをちょっと切った部分です。
この状態で長いところが2cmくらいです。
これは試しに切って見た感じなのでうまい事育てばいいなといった感じです。

ウミキノコ分割(カット)その6

切ったカサの部分はライブロックにくっつけて入れておくだけだと浮いたりしてしまうので、糸で軽く結んで入れておきました。
膨らんだときのことを考えてかなりゆるく縛っておいたのでなるべく早くくっついてほしいものです。

ウミキノコ分割(カット)その7

ライブロックにくっついていた幹の方の部分はそのまま水槽に戻しておきました。
はたしてこれからまたきのこのような形に戻るのであろうか?!

まとめ
今回は初の試みだったのでうまくいくかかなーり心配です。
もしこれで全部が☆になってしまったらもう2度と同じ事はしないと思います。
とりあえず様子を見つつ状態をUPしていきたいと思います。2005/6/19

その後@ 2005/6/29

幹の下の部分が☆になってしまいました。
先日その☆になった部分がいつになっても変化がないので、水槽に手を入れたときにちょっといじってみました。
一気に崩れ落ちました。と言うか、まあ溶けてました・・・
とりあえずそれ以外の部分はなんとか大丈夫そうです。

ウミキノコ分割(カット)その後@

これはカサの部分の一番大きいものです。
まだライブロックにくっつく気配はありませんが、なんとかぶつぶつは出てきています。
何度か糸が取れてしまいライブロックから落ちていたので結びなおしました。
何気にこの糸で結ぶのが結構難しいです。きつく結びすぎると膨らんだときにウミキノコが切れそうになるし、ゆるすぎるとすぐにライブロックから落ちてしまいます。
とりあえず早くライブロックにくっついちゃって欲しいもんです。

ウミキノコ分割(カット)その後A

これは切ったときに2cm位だったものです。
一番調子がいいです。間違いない!
切ってから1週間もしないうちにライブロックに着いていて、ポリプも微妙に出ています。
水分を吸って大分大きくなり切ったときの倍くらいの大きさになったと思います。

ウミキノコ分割(カット)その後B

これは一番大きい物に糸をきつく結んでしまったときに切れ掛かっていたところを切ってしまったものです。
最初は駄目かなーと思っていたのですが、意外に大丈夫なようで徐々にぶつぶつが出てきているのでこの調子で行って欲しいものです。

ウミキノコ分割(カット)その後C

これはカットしたときに誤って切ってしまったものです。
切ってしまったときに物凄く小さくてこりゃ駄目だろと思い写真を乗せなかったのですが、水槽に入れておいたら持ち直しそうなのでかなり小さいウミキノコが出来上がると期待しています。

その後A 2005/7/22
ウミキノコ分割(カット)その後D

これはカサの部分の一番大かったものを、いつまでたってもライブロックにくっつかないので2、3日前に思い切って半分に切ってみました。
輪ゴムで無理やりライブロックと固定しているのですが、以前固定していた糸よりも輪ゴムの方が良い気がします。
糸だとウミキノコがちじんでいる状態のときに巻くので、膨らんだときにウミキノコが切れそうになっていたので輪ゴムの方がいい感じです。
こっちの半分はそんなに調子が悪そうではないのでその内ライブロックにくっついてくれると思っています。

ウミキノコ分割(カット)その後E

これが切ったもう半分です。
あんまり調子はよさそうではありません。
上の画像の方はポリプは開かなくてもぶつぶつ出ているのですが、こっちはそれもあんまり出てきません。
その内調子が上がってくれば良いなと思います。

ウミキノコ分割(カット)その後F

これは引き続き好調を維持しています。
最近まではポリプも微妙に開きだしていたのですがここ数日は暑さのせいか開きがイマイチです。
まあこれはもう安定しているので大丈夫だと思います。

ウミキノコ分割(カット)その後G

これが一番調子がよさそうです。
小さいなりにポリプも開いているときもよくあります。
これももう大丈夫だと思います。

ウミキノコ分割(カット)その後H

これはライブロックの隙間に差し込んだような形で置いてあるのですがなかなかくっつかないため、何度か水流か魚によってかは分かりませんが、なくしかけたのですが毎回見つけ出せております。
調子はどうなのかは正直よく分かりません・・・

NEWその後B 2005/10/11NEW
上から前回の7/22の分と同じ順番で紹介しています。
ウミキノコ分割(カット)その後I

完全にライブロックにくっついています。
半分くらいは良くポリプを開いてくれています。もう半分はポリプ自体が余りついていないような感じです。
大きさも切った直後に比べると多少大きくなり、傷口もふさがっています。

ウミキノコ分割(カット)その後J

こちらは上のものに比べるとあまりポリプを開いてくれません。
傷口はふさがっていて、ライブロックにもくっついているので状態に関しては心配なさそうです。
ポリプは開かずにぶつぶつが出ているだけ見たいな感じです。

ウミキノコ分割(カット)その後K

これは前に比べ形が丸くなってきています。
上の2つに比べると比較的小さいのですが、ポリプの数は多く一番良く開いてくれます。
調子は一番よさそうです。

ウミキノコ分割(カット)その後L

最後に一番小さいものです。(直径約3cmくらい)
小さい割にはポリプも多く開き具合も上々です。
ただこれは一番大きなライブロックにくっついているので動かしようがないのが難点です。

NEW まとめ NEW

ウミキノコを切ってみて思ったことをまず書いて見ます。
1、ぶよぶよしてた。
2、結構勇気がいる。
3、結構丈夫らしい。
4、切った後水槽内がウミキノコだらけになる。
て感じです。

犠牲になったのは最初に切ったくきの部分と誤って切ってしまったような物凄く小さい物の2つです。
くきの部分のものは切ってしばらくして溶け始めてしまいました。
小さいのはどっかに流されて行方不明になってしまいました。

私の今回カットしたものは元が2000円くらいのものだったので思い切って切ってみましたが、これ以上の値段のものだと切る勇気はありません。
今回は比較的うまくいきましたが、切ってからライブロックにくっつくまではかなり不安です・・・
成功してウミキノコが増える事は嬉しいのですが、他のサンゴ等がそれほど多くない私の水槽ですと同じウミキノコが4個は多い気がします。(つーか多い)
水槽も前に比べ大きくしたので大きいのが1個あったほうが良かったかも、と思う今日この頃です。

切った後に関しては、切ったとは思えないほど自然な感じになっているので成功して時間が経てば店で売っているものと同じような感じにはなると思います。


とりあえずこれと同じウミキノコなら成功する確率は高いのかもしれませんが、人にお勧めするかと言うと微妙な感じです。

もしカットしようとお考えの方がいましたらよーく考えてからの方が良いと思います。

2005/10/11

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